コンニチハ!yanponです!
9月7日の19時半ごろ、ウチのネコが亡くなりました。14歳5カ月ほど。長く続きました闘病生活でしたが、最後の2週間くらいから急に弱り始めてそこからが早かったです。
最後の日・・・
その日は私は仕事が半休で自宅で作業をしていました。午後になりネコが鳴いて鳴いて、なんの合図かわからぬまま見守っていました。私が午後出かける前に思いっきり粗相をして処理でバタバタしていました。その後、息子が小学校から帰宅し、私は仕事へ。そして夕方息子は塾へ。嫁が18時過ぎに帰宅。変わらず鳴いていたようです。そしていつも寝ている場所からはみ出てべったりと横たわっていたそうです。嫁が水を飲ませたりして介抱してるときに私が19時頃帰宅。息子の塾に迎えへそのまま出発。その20分後、ヨメからメール。
嫁「猫あぶなそう」
ネコの近くに自宅監視カメラがあるのですぐに様子確認。小刻みに「カッカッカ・・・」と痙攣のような仕草。ソッコー嫁へ電話し、病院へ連れていくことでまとまる。息子の塾が終わるまであと15分くらい。そして塾終了後、息子とタクシーで病院へ向かうことにした。タクシーをつかまえる前に確認で嫁へメール・・・
私「どう」
嫁「しんじゃった」
私「は」
嫁「もう息とまってた」
・・・・
あー、わかっていたけど、なんか悲しいと悔しいとか虚無なのか動揺なのかわからん気持ちのままタクシーをつかまえて病院へ。10分程度で到着し、病室には嫁にタオルでくるまれて抱えられままのネコ。瞼が開いていたので一瞬「生きてる?!」と思ったけど、亡くなっていた。まだ温かい。硬直もしていない。さっき亡くなったばかりだ。息子も抱っこする。私も抱っこさせてもらった。まだ温かかった。息子も嫁も少し涙・・・
嫁が病院へ向かう際にペットバッグにネコを入れ、タクシー乗り場まで行き、タクシーに乗車。この辺りで心臓が止まったようだ。嫁がバッグごと抱えていたので何となく心臓が止まったことを感じたようだ。
最愛の嫁の腕の中で死んだなんて、なんて幸せなんだろう・・・
少し落ち着いたところで当直の先生がネコを預かり、カラダをキレイにして段ボール箱にお花や添えて詰めてくれた。目を閉じてもらいキレイになったネコを眺めながら、私は葬儀など今後の手続きを話をする。ちゃんと最後までやらないと・・・。ぐっとこらえて事務的にやる。私の役目。
もろもろの手続きの話を聞きタクシーで帰る。我々3人+一匹(in段ボール)で乗り込む。21時過ぎていた。なんか疲れた・・・
自宅に帰り、そそくさと夕食にする。その前に保冷剤を投入。まだまだ暑いので腐食させてはいけない。保冷剤ついでに、今日購入したばかりのエサも添える。今日買ったばかりだぜ・・・。私も小さい缶ビールを添えた。息子が笑っていた。
ホントの最後までの準備・・・
さていつまでも虚無の状態ではいけない。やることはある。
・葬儀屋の手配(火葬の日取り)
・火葬の日までの準備(ドライアイス等の確保)
・病院への支払いや対応(最後)
などだが、とりあえず葬儀屋の確保だ。病院から勧められた葬儀場をチョイス。実は仕事のお客さんが昨年同じように犬を亡くし、その葬儀場で火葬したことを聞いていた。早速夜中に電話したが繋がらない・・・翌朝再チャレンジ。日取りが決まらないと何もできない。翌朝8時頃電話が繋がり、3日後の日曜日に予約がとれた。送迎付きで助かる。
さて約3日ほどの時間は、ネコにずっと留守番してもらわないといけない。保冷剤もたんまりあるが、溶けて水滴がでるのでイマイチ。やはりドライアイスだ。バイク便などで当日運んでくれるところもあるが、亡くなった翌日は台風接近で大雨だ。届かないと困る・・・と思っていたが、ドライアイスを店頭で販売する会社を見つけた。早速大雨の中、身内に頼み買いに行ってもらった。ドライアイス3㎏ゲットした(1500円くらい?)。3㎏くらいのネコで3日間ならこれで十分と教えて頂いた。感じのよいスタッフさんも手馴れていていろいろ教えてくれたようだ。ネコのお腹に抱かせるようにして詰め、冷凍保管完了!
病院は落ち着いてからでよいとのことで、後日精算と点滴の針等、余ったものを返却する予定だ。
ここまでやれれば一安心。火葬の当日を待つだけだ。
ホントの最後の日・・・
火葬の当日の日曜日になり葬儀屋さんが自宅に到着。送迎して頂いたので非常に助かりました。段ボールにはいったネコとともに家族3人で向かいます。
到着後、家族で最後の姿にお別れをし、しばらくして火葬へ。その間の約1時間弱、手続きの説明も含め会計を済ませます。そして火葬から帰ってきた姿とご対面。骨を部位毎にキレイに並べて頂きました。この子は割としっかり骨が残っているようで、特に頭はかなりしっかりしており崩れなく残りました。そして人間と同じように骨壺に納めます。3.5寸の骨壺に入ったネコはホントに小さくなりました。
帰りは嫁に抱えられ無事帰宅。
みんなの目に留まるように我が家のテレビ下の棚に骨壺を置きました。なんだか静かになりました。ネコはしゃべりませんが、いないとなんだか静かです・・・
浅草橋の葬儀屋さんでは丁寧に対応して頂きました。時間にして送迎時間含めて3時間弱でしょうか。簡易とは言えしっかりと見送らせてもらいました。プランの金額は35,200円。その他追加で法要や物品を購入したので費用は5万弱となりました。病院の紹介&仕事のお客さんのおススメの葬儀屋さん→ひまわり霊園さん。大変お世話になりました。
ホントありがとう!
ブログでは数回しか登場がなかったウチのネコ。ブログスタート時点で既に老ネコだったので病気のことしか書けず、(いい意味で)たいしてネタもなく日々何もない生活をしていました。
買った当初の子ネコの頃はホント慌ただしかったけど毎日が遊び三昧でした。いろんな小道具を買ったり、ゲージをやトイレを代えてみたりとかなりおカネ使った笑。
印象に残ることは、息子が生まれて初めて息子を自宅に連れて帰った時、大声で何度もニャーニャーと嫁に抱かれた息子に向かって鳴いていました。「なんだソイツはあー!」という警戒の鳴きなのかわかりましせんが、そんなこともありました。1日で落ち着きましたけどね笑。
今年8月の半ばに実家に1泊帰省の際は普通に留守番をこなしていたネコ。その時から僅か1ヶ月もたたず、この時を迎えました。本来GW頃にはやばいかも・・・と言われていましたが、それを乗り越えよく生きました。亡くなる4日前に病院で脱水と貧血がひどいため入院を勧められましたが、大嫌いな病院にいるより自宅で看取ることも考え自宅点滴の道を選びました。実際に亡くなる1日前にも病院に行き、自宅の点滴セットを購入し、病院で1回、亡くなる日の朝1回点滴をしました。とはいえ、点滴を打っても元気になる様子は全くありませんでした。ダメな時は何してもダメなんですね・・・どれが正解かはわかりませんが、ウチはこの選択でよかったと思います。
ネコを飼い始めた頃に一冊のネコ飼育本を購入しました。その本でこんなマンガのコメントがありました。
「この家に飼われて幸せだったにゃ。また生まれてくるときはこの家のネコになりたいにゃ。」
と天国に行く途中のネコの言葉でした。うろ覚えですがこんなことが書かれていたと思います。我々家族にとってその時はネコの死は遠い存在でした。でも今、ウチのネコがこう思って天国に行ってくれた、と信じていたいと思います٩( ''ω'' )و
そして楽しかったし大変だったけど毎日話しかけています。
ホントありがとう!