コンニチハ!yanponです!
規制品の腕時計用の革ベルトなり、NATOベルト、ストラップたぐいはいくつか購入しているが、今回は高級革製品メーカーである「ジャン・ルソー」にてカスタムオーダーをしてみました!
ジャン・ルソーとは?!
高級革製品メーカーとして、パリ、ロンドン、ニューヨーク、東京に拠点を展開しております。
(公式HPより)
腕時計のベルトの他に財布やバッグなどの革製品も多く扱っております。さすがに高級だけあってお値段は数万〜数十万となかなかのもの。そしてカスタムオーダーにも応えてくれる懐の深いブランドであります。今回は日本では銀座に唯一あるアトリエに直接オーダーをしてきました。
アトリエ(店頭)でのオーダー!
アトリエ(お店)は銀座並木通りにあります。高級腕時計ブランドが軒を連ねます。その中のこじんまりとした店舗ですが、青と白の外観、店内で高級感と清潔感があります。決して敷居は高くないように感じました。写真は小さくてすみません↓。
住所: 〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目5-4
時間:月曜〜土曜日 11時00分〜20時00分
日曜日・祝日 11時00分〜18時00分
電話: 03-6280-6721
平日のオープンしてすぐに来店しました。スタッフさんが2名ほどで、割と来客があり、忙しそうでしたが、すぐに声をかけていただき、カウンターにて相談させていただきました。
私「腕時計のベルトのオーダーをお願いしようと思います」
私「パイソンレザーで今回は作ろうと考えています」(どん!)
そう!少し流れから脱線するが、今回の私のカスタムのこだわりは、「パイソンレザー(蛇革)」で作ることなんです。そして色はグレーを望んでいます。
まずなぜパイソンか?という問いには、単純に風合いが好きだから、です。以前若いころ、あるブランドの財布を購入しようとして、クロコダイルとパイソンの2種類が発売されました。しかしその値段は倍近く違います(当然クロコが高い)。ある意味妥協した私はパイソンの財布を購入。しかしその後、名刺入れや手帳カバーまでパイソンで揃えていくうちに、割と人とかぶらず、愛着も湧いてきて、いつしか自分のシンボルになっているような気がしてきました・・・という経緯があります。
そしていかんせんパイソンの腕時計ベルトが市場にない。ネットでみるとあることはあるが、田舎のヤンキー姉ちゃんがしそうな柄?だったり、黒系の落ち着いた色が見つからずにいたところ、ジャン・ルソーでは扱いがある情報をみて今回の訪問に至りました。
次にグレー系をチョイスしたのは、合わせる腕時計はコイツです↓
ロレックス「ヨットマスター」!グレー文字盤に変身し、シックな風合いになったコイツだが、出番が少なく、最近まで手放そうか悩んでいたところ、ベルトをカスタムし自分だけのヨットマスターを作ってみよう!そうしたら愛着が湧いて出番が増えるかも?という考えもありました。もちろんグレー文字盤なのでグレー系、どちらかというと黒に近い濃いグレーを合わせる感じを望んでいました。ステンレスベルトよりキラキラ感が減り、革ベルトの落ち着きとパイソン革のロックな印象の融合で遊び心がでてかなり良いのでは?!と自分では思っておりました。
☆表革の素材
さてパイソンを希望を伝えたところ、早速いろんな革のサンプルからパイソンのサンプルを出していただきました。7~8種類程度の色柄がありました。ここで問題が!!
スタッフ「グレーはないんです」
私「うげっ」!!
ものの見事に出鼻を挫かれました。ネットでそれっぽいものを見たのだが、光の当たり具合とかで間違えたか。とはいえ、オーダーする気満々で訪問したのだからこれで「じゃあいいです」というのもなんだかな。。一通り見せてもらうことにした。その中で黒でも光沢のある黒とマットな黒の2種類があり、マットな黒が光の当たり具合ではグレー系の色合いが出ることがわかった。出来上がって身につけるまで完全に雰囲気はわからないのがオーダーでもある。今回は「マットな黒」でお願いした。
↑チョイスしたマットな黒です。
☆表革の部位
次に革のどの部分を使用するか、だ。革も中心と側面では模様の大きさが違う。どちらが丈夫とかではなく、これも完全に好みだ。パイソンは側面が鱗が大きく、中心が鱗が小さく細かい。鱗が大きくなるとロック色が強く、ハードな印象になると思い、中心部分の細かい鱗をチョイスした。リザードっぽく、エレガンスな印象だ。
☆裏革の素材
次はベルトの裏側の革だ。カーフレザー、アンチスエットレザー、ラバーから選べる。やはり汗が気になるが、汗への耐久性はもちろんラバーだが、素材自体の耐久性はカーフ系が良いようだ。肌に触れる素材の感じはお好みだ。ラバーに迷ったが、今回はアンチスエットレザーを選択した。裏側で見えない部分だが、ラバーは少しカジュアル感がでる感じがしたからだ。手持ちのサブマリーナーだったらラバーを選択したかもしれない。色は濃いグレーを選択した。
☆ステッチの色と縫製
次はステッチだ。ベルトを縫う糸の色と仕上げの方法だ。糸の色はそれぞれの表裏の革の色を合わせて同色とした。縫い方が選べ、ミシンと手縫いだ。手縫いはオプション価格(¥5,775)が追加されるが、ミシンよりしかっり目の印象がでて、一箇所がほつれたり切れたりしても耐久性があるとのこと。手縫いという響きに魅力を感じるが、今回はスタンダードでミシン縫いをお願いした。
☆ベルトの幅
次はベルトの幅のサイズだ。ヨットマスターは20mm幅でバックル部分は15〜16mm程度でした。今回はそれに合わせてもらい、20mmー16mmでお願いし、ジャン・ルソーのDバックルを合わせてオプションでお願いした。
☆ボンバージュの選択
ボンバージュの選択だが、つまりベルトの中心に芯を入れるかどうかだ。薄く軽くヴィンテージ風ならフラットで何も入れないほうがよいと思うが、今回はスポーツウオッチなのでスクエア調にこんもりとなるように入れてもらうようにした。プラス柔らかめにしてもらうようお願いした。
☆剣先の選択
剣先はベルトの先端の形状だが、一般的なボート型を選択した。ラウンド型やスクエア型なども選べる。
☆ループの選択
ループというベルトを留める革の2つのわっか。市販はらどのベルトにもついています。これも数を選べますがスタンダードに2個つけました。
☆穴の数
最後に穴の数まで選べる。スタッフさんのおすすめもあり、出来上がり時に腕に巻いてちょうどよいところ1箇所に穴をあけるようにした。1箇所のみに穴を空けるなんて、なんだか自分専用みたいで(自分専用なのだが)ちょっとうれしい。もちろん数箇所の穴あけを選択できる。
↑上記を1個1個オーダーシートに記入し、最終的に取付予定の腕時計(今回はヨットマスター)のベルトをとり、サイズ計測用のベルトで腕周りを測って終了です。
いろいろと書いたが、他の記事でジャン・ルソーのオーダーの仕方の紹介とアトリエの店長さんのインスタがとても素晴らしいので載っけておく。そちらを見れば私のこの記事は必要なくなるはず・・ぜひご参考ください。
公式サイト: ジャン・ルソー公式サイト
公式Instagram: @jeanrousseauparis
さて納期ですが、この記事掲載段階では3~4週間とのこと。特別急いではなかったが、時期や数によりこれより伸びることもあるので、季節を考えての使用であれば早めに頼んでおいたほうがよいだろう。もちろん早い場合は2週間程度の場合もあるらしい。
これがオーダー内容だ!
気になる金額だが、
パイソンレザー 20mm幅 で基本価格が¥29,150
オプションでDバックルをつけたので、¥5,775
合計¥34,925!
となります。ワニ系の革なら5万は超えてくるが、パイソンとはいえオーダーであることを考慮すれば、割と納得のお値段ではなかろうか?金銭感覚が崩壊している腕時計趣味の輩たちはこのくらいは安い!に分類するらしい。。
次回は完成後に記事を載せたいと思います!
さていかがでしょうか?出来上がりが先なのでまだなんとも言えないところではありますが、高級店とはいえ割と気さくに来店でき、オーダーも早くて30分程度〜で会話を楽しみながらできますので、混み合う日時を避ければ優雅なお時間となるでしょう。
実は私はもう一つの高級腕時計ベルト屋さんで一度嫌な思いをしたことがあるので、頼りになる別のブランドをずっと探しておりました。このお店がそうなるようにと願いを込めて出来上がりをまちまーす(('ω')ノ
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【ベルト】ジャン・ルソーで革ベルトをオーダーしてみた!その2
コンニチハ!yanponです! 外は雨。電話が鳴る。ジャンルソーのお店からだ。体調がビミョーな私だが飛び切りの笑顔で電話にでた。 「オーダー頂いたベルトが出来上がりました」 よっしゃ。割と早かった。3 ...
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最後までお付き合い頂きありがとうございました。