コンニチハ!yanponです!
2019年の初腕時計がこちらだ!どん!
↑シチズン「ホーマー」国鉄バージョンです。国鉄納入品のため一般発売はないものとなります。のちのち鉄道イベント等で流出したものがオークション等の市場で取引されているもののようです。
国産ならセイコーかカシオか?なんてシチズンはホントに私としてはパッとしなかった。しかしこのモデルにたどり着いたのは子供に鉄道関係の時計でもないか?、とオークションを探していたときに、ふと目に止まった代物です。しかもアンティーク腕時計をちらほらゲットした流れで見つけたからにはそりゃ入札しますよ。落札相場は私の肌感覚で、¥3,000〜¥20,000。状態が良ければ¥50,000くらいのもある。何度かチャレンジしてようやくまあ納得の行くモノにたどり着いた。落札価格¥5,000。他の時計でオーバーホール代がかさむ中なのでどうしてもこのくらいの金額で落札したかった。何故かと言うと、落札後のオーバーホールを考えるとプラスで¥20,000〜¥30,000くらいは見ておきたいところだからだ。
ちなみに合うベルトが持ち合わせていないため、着用してのレビューはオーバーホール後に再度行いたいと思う。
落札時の情報
鉄道時計 腕時計 門鉄局支給品 昭和46年 166
メカニカル手巻き シティズンホーマー セコンドセッティング
¥5,000スタート。そして入札は私一人。無事落札でした。個人からの落札なので、状態は小傷など結構あり使用感はあります。風防も写真では目立たないですが小傷だらけでしたね。ただゼンマイはきちっと巻けて長時間の稼働も問題ありませんでした。ジャパニーズクオリティ!?風防を交換を視野にいれてメンテナンスしたいと思います(*'ω'*)
商品到着!レビュー!
この「ホーマー国鉄バージョン」の面構えを見てみると、シンプルな表示で視認性は抜群だ(*'▽')!ケース径は36ミリですが、ベゼルの幅が細く、文字盤は大きめなので腕時計自体は大きな印象を受けます。針が長く、外周部のインデックスに先端がピッタリ重なるので非常に見やすくてGOOD。そして通常のホーマーにはない秒針規制装置(ハック)があります。流石正確な時刻管理を要する鉄道マンに供給されていただけはあります。
その種類も数多く、機械式・クォーツなどそれぞれオークション等やブログで見ることがあります。今回は手巻きでCal.20という機械を搭載し、文字盤のロゴは、上部が「Citizen Homer」、下部には「Second Setting / 21 jewels」とあります。またクオーツ式の腕時計は文字盤はほぼ同じですが、上部ロゴは「CITIZENQUARTZ」、下部ロゴが「CQ」となっています。機械式と雰囲気が少し違います(私は機械式の面構えが好きです)。
↑さて裏蓋の刻印ですが、この漢字の刻印がアンティーク感をよりよく醸し出しています。貸与年?(年度?)とその年の通し番号が打たれています。国鉄の門司鉄道管理局に納品された時計で昭和46年の166番目の時計というコトがわかります。ちなみに門司は「山陽線柳井津以西および九州、関門および関釜航路」が所管とのことらしい(^^)
1960(昭和35)年頃から両手がふさがると不便な鉄道マン向けに腕時計が採用されるようになっていき、1965(昭和40)年からクオーツが採用される前の1979(昭和54)まで、車掌の国鉄標準時計として製造されていきました。鉄道マンに愛用されその歴史を刻み、その鉄道システムを支えてきた腕時計に萌えはしませんか??
それではまた(*'▽')