コンニチハ!yanponです!
あーもうほんとごめんさなさい。誰に謝っているか不明だがごめんなさい。ブランパン「トリロジー エアコマンド」を手放したばかりですが、ごめんなさい"(-""-)"
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【腕時計で投資】腕時計を売却してみた! その4(ブランパン)
コンニチハ!yanponです! 新しいお仲間「ジャガールクルト ビッグレベルソ シャドー」を迎えました。これはひとえに生贄あってこその購入です・・・ タイトルで出てますが今回の生贄は「ブランパン」です ...
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でもねでもね、私の腕時計遍歴というか興味ありベクトルの方向を総合すると、「フィフティファゾムス」のネームには後ろ髪惹かれっぱなしだったんよ。一時期限定の40㎜サイズを目の前でキャンセルしたり、中古で購入しようとしたところわずかな差で購入されたりしたきた苦い思い出もある。そして現行の45㎜サイズのフィフティファゾムスでは細腕の私にはやはりデカすぎて踏ん切りがつかない・・・
手にしていた「エアコマンド」はトリロジーシリーズを体験するうえでは最高のタイミングで購入できた。ブランパンというブランドとマイナーなシリーズだが当時2000年前後の最高の造りを体感できた。しかしクロノグラフという私には不要のモノがついている点でその機械不具合をたまたま体験してしまい、将来の維持コストを心配になった。よって「エアコマンド」から3針シンプルの「フィフティファゾムス」に交換したいという願望がありました。何か煮え切らないまま「エアコマンド」を所有していた矢先、「レベルソシャドウ」への下取りの生贄になってしまった。
これでよかったんよ・・・こんな気持ちで「エアコマンド」をいつまでも所有しているのもよくない。手放すことで気持ちがまとまるんだ。平和が我が家に訪れた。
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トリロジーシリーズ「フィフティファゾムス」が売りにでてますよ!
並行店のサイトをみていると目に飛び込んできました。「エアコマンド」売却して数か月しかたっておらず、未練もなにもなく過ごしていたはずなのに・・・なんだこの昔告れなかった同級生のあの子が目の前に!これはチャンスなのか!いや私はトリロジー3人娘の末っ子を付き合って、最近振ってしまったヤツだ。そのお姉ちゃんがホントは好きだったなんて今さら言えるわけがないじゃないか。末っ子に会ったらどうするんだ(会わないし)。またヨリをもどすようなこの気持ちに罪悪感を感じる。
そして高え!40~50万程度の中古価格だったトリロジー「フィフティファゾムス」。今となっては70万をゆうに超える。素朴な感じで目立たなかった地方のJKが、OLになり社会にでたことでその原石の良さにみんな気づいてしまったようだ。あの時告っていれば私のモノにできたのに!時すでに遅しか?!
サイトでブツを確認してわずか2秒くらいでこの考えが駆け巡った。そこから数日間はこのことで仕事中も頭いっぱいだった。サイトを確認し売れていないことをチェックする日々。私は休みでないと並行店まで足を運ぶ時間がないし、通販でブツを見ず買う勇気もない。そのため待った・・・そして運命の休みの日がきた。
例のごとくサイトをチェックする。
まだある・・・
トリロジーの長女は私のことを待ってくれていたのか?!これは行くしかない!
問題はブツの在庫があるかないかだけではない。
カネだ!カネがない!
OLになった長女は70万後半の価値がついてしまった。そんなカネを私がだせない。ローンも考えたが、残念ながらそのお店は無金利ローンがない。子供の教育費が必要になってきた最近の我が家にとってはできるだけローンは無金利があったとしても避けたい。じゃあどうすれば??
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生贄だ(@_@)
悪いがお前たち、私の思いを寄せた女のためにひと肌脱いでくれ。もちろん価格がつかない場合は購入は困難を極める。現金を今出せない。そんなんで高嶺の花になった長女に告ってゲットできるだろうか?
不安・葛藤・迷い・出直し、そして・・・
店頭でブランパンコーナーを見る私。そこには他の45㎜サイズのツワモノ「フィフティファゾムス」が並ぶ中、おとなしく隅に40㎜サイズのトリロジー「フィフティファゾムス」がいた。思いを寄せていたあの子だ。煌びやかで彫りが深いベゼルのくせになんてつつましく鎮座しているんだ。
早速告る準備だ。
私「すみません。査定のお願いと、金額が合えば下取りをお願いしたいんです」
スタッフ「もちろん大丈夫です。商品はどちらでしょう?」
私「ブランパンのこの子です」
スタッフ「かしこまりました。査定のお時計を拝見します」
私「二つ持ってきました。」
!!私は生贄候補を二つ持ってきてしまった・・・何故かというと一つではトリロジー「フィフティファゾムス」の金額に到達するのが難しいと考えていた。私のラインナップから考えると大方察しがつくとは思うが、腕時計整理も少し頭にあったため気合いは入っていた。
スタッフ「少々お待ちください。預からせていただきます」
そしてしばらくして査定結果がでた!
「フィフティファゾムス」=生贄2つの金額
ほぼ同価格!この時私は下心があった。2つ売却なのだから、+10~20万くらい超えるのでは?そうしたら現金も手に入るから私としてはラッキーだし気持ちよく売却できる。しかし結果はほぼ同価格だ。迷った。これは両方を天秤にかけてどちらをとるのだろうか私もわけがわからなくなった。生贄とはいえ私の大事な腕時計であることは間違いない。しかし目の前にあの時憧れの彼女がいる。わけがわからなくなり私の口からは、
私「一度出直してきます・・・」
根性なしなのか英断をしたのかわからなかったがどちらかというと判断ができなかったということが正しい。一度現実を受け止めて冷静になろうとした。
自宅に帰った。冷静になった。
「やっぱり欲しい!」
しかしもう店に行く時間もなければ、明日から仕事。1週間ほど次の休みまで時間があく。それまでに彼女がいなくなる可能性は大いにある。
さあそこからまた仕事が手につかない。サイトを確認し続けた。
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そしてその日が来、不安だったが奇跡的に彼女は残った。売れ残り・・・いやいや私を待っていたのだ。1週間たった私に迷いはもうない。生贄を授ける覚悟もできている。同じ店に再訪したときに同じスタッフさんが出迎えてくれた。
私「先日下取りをお願いしたものです」
スタッフさんは覚えていたようだ。
私「前回の内容で下取りをお願いしてよろしいでしょうか?」
私が告った瞬間だった(スタッフさんにではない)。
スタッフ「畏まりました。商品はまだございますので準備させていただきます」
両想いになった瞬間だった(スタッフさんとではない)
前回の訪問から期間が短かったので、詳しい査定等もなく話がスムーズに進んだ。査定も少しおまけ?してもらえて金額的には少しだけ現金がきた。これはこれでよし。
ブレスの調整は「エアコマンド」所有の時に大方サイズがわかっていたのでこちらもスムーズ。2回目の訪問は短時間で完了した。
私はどことなく馴染みのあるベゼルと文字盤のこの子に不思議な同調を感じ、手首に巻いて店を後にした。
告った。私は告った。成功した。手に入れたこの子を。ここまでの道のりは紆余曲折だったかもしれない。生贄もでた。どうしても手にしたかった「フィフティファゾムス」のネームを手に入れた。再び舞い戻ったと思ってもいい、このポストヴィンテージの代表作を誇りに思うぞ。
一つこの経験から言えることは「手に入れたいときはお早めに・・・」
購入時即写真をたくさん撮ればよかったのだが、訳あって革ベルトに交換してあります。交換ベルトは所有していたモレラートのクロコ仕様です。何故かと言うと、ブレスが壊れました!しばらくおカネがないので修理はしばらく先になりそうです・・・(;´д`)トホホ
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